富士サファリパークのぬいぐるみを買った
動物園や水族館のギフトショップにあるぬいぐるみは、動物そのものの良さを落としこんだ素朴なかわいさが魅力だと思う。
モチーフの動物の種類も雑貨屋やおもちゃ屋よりニッチで、その場所ならではの品揃えに購買意欲を掻き立てられる。
ぬいぐるみ目当てで動物園へ行きたいくらいだが、今はそう気軽に遠くまで足を伸ばせるご時世でもない。ちょうどいいぬいぐるみを扱っているお店が近くにあったらいいのに…
そんな思いを抱えてインターネットの海を漂っていたところ、富士サファリパークの公式グッズがネットで購入できると知った。ぬいぐるみも勿論ある!
(少し調べてみると、動物園や水族館のオンラインショップってめちゃくちゃあることがわかった。とてもありがたい。もっと早く気付くべきだった)
喜び勇んで、ライオンの赤ちゃんのぬいぐるみとリスザルのぬいぐるみを注文することにした。小さいリスザルが寄り添っているビジュアルにやられたので、リスザルは2色どちらも注文した。ぬいぐるみを色違いで買うなんて、子供の頃は考えられなかった贅沢だ。大人になってよかった。
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数日後、届いたのでウキウキとダンボールを開ける。
あっ!
思ったよりでかい!
リスザルのぬいぐるみが思っていたよりも大きくてびっくりした。サイズの表記をよく見ておらず、これの半分くらいのサイズだと勝手に思い込んでいた。私はネット通販で衣類を買って大失敗するタイプなのだ。
しかし、衣類が思ったより大きいと失敗でしかないが、ぬいぐるみが大きいと嬉しくなってしまう。むしろ成功ではないか。実際、ダンボールを開けた瞬間「おっほほ!」と歓喜の声が漏れてしまった。かわいい〜。
そしてライオンの赤ちゃん。
愛らしい!毛並みがふわふわだ。こういうリアルなかわいさも動物園のぬいぐるみの魅力だ。
幼稚園児だった頃、遠足で行った動物園で赤ちゃんライオンを触らせてもらったことを思い出した。あの時はそっと撫でることしかできなかったが、ぬいぐるみなら好きなだけ触れ合える。膝に乗せて王族の気持ちになりながらテレワークに励んでやろう。
大満足の買い物だったが、富士サファリパークへ実際に行きたい欲も高まってしまった。今はまだ難しいが、行けた暁にはたくさんの動物達とぬいぐるみに翻弄されたい。